宅建はいつから勉強する?2027年10月の試験から逆算した開始時期と1日の勉強時間
- 宅建の勉強時間は200〜400時間が目安(スクール各社の公表値)
- 開始月ごとに「1日に何時間必要か」がわかる早見表(2027年10月の試験から逆算)
- 直近5年の合格率・合格点と、始める時期別の進め方
目次
宅建(宅地建物取引士)の試験は年に1回、10月の第3日曜日だけです。チャンスが1回しかないので、「何月から始めれば、1日何時間で間に合うか」を先に知っておくと、無理のない計画が立てられます。
この記事では、2027年10月の試験(予定日:10月17日)から逆算して、始める月ごとに必要な1日の勉強時間をまとめました。
結論:4月までに始めれば、1日1〜2時間で間に合う
宅建の勉強時間の目安は200〜400時間です(スクール各社の公表値)。真ん中の300時間を目標にすると、
- 年明け(1月)に始めれば、1日約1時間
- 4月に始めれば、1日約1時間半
- 7月に始めると、1日約2時間45分
が必要になります。仕事や家事と両立するなら、遅くとも4月ごろまでに始めるのが現実的です。
宅建の勉強時間の目安は200〜400時間
スクール各社が公表している、初めて宅建を受ける人の勉強時間の目安は次のとおりです。
| 出典 | 対象 | 勉強時間の目安 |
|---|---|---|
| スタディング | 初学者 | 200〜300時間 |
| アガルート | 初学者(独学) | 300〜400時間 |
法律の勉強が初めての人や独学の人は300〜400時間、講座を使う人や法律の知識がある人は200〜300時間を目安にするとよいでしょう。迷ったら300時間で計画を立て、進み具合を見て調整するのがおすすめです。
開始月別・1日に必要な勉強時間の早見表
2027年10月17日(予定)の試験に向けて、各月の1日から勉強を始めた場合に、毎日どれだけ勉強すれば目標時間に届くかを計算しました。
| 始める月 | 200時間 | 300時間 | 400時間 |
|---|---|---|---|
| 2026年11月試験まで350日 | 35分 | 50分 | 1時間 |
| 2026年12月試験まで320日 | 40分 | 55分 | 1時間 |
| 2027年1月試験まで289日 | 40分 | 1時間 | 1時間 |
| 2027年2月試験まで258日 | 45分 | 1時間 | 1時間 |
| 2027年3月試験まで230日 | 50分 | 1時間 | 1時間 |
| 2027年4月試験まで199日 | 1時間 | 1時間 | 2時間 |
| 2027年5月試験まで169日 | 1時間 | 1時間 | 2時間 |
| 2027年6月試験まで138日 | 1時間 | 2時間 | 2時間 |
| 2027年7月試験まで108日 | 1時間 | 2時間 | 3時間 |
| 2027年8月試験まで77日 | 2時間 | 3時間 | 5時間 |
※各月の1日に始め、試験前日まで毎日勉強した場合の1日あたりの平均(5分単位で四捨五入)。当サイトによる計算です。
実際には毎日同じ時間を確保するのは難しいので、平日は短く、休日に多めにするのが一般的です。たとえば4月1日から「平日1時間・土日3時間」で進めると、試験前日までに約310時間になります。
トップページの勉強計画メーカーで試験と目標時間を選び、平日・休日に使える時間を入れると、試験日までの毎日の計画を自動でつくれます。
直近5年の合格率と合格点
宅建の合格率は例年17〜19%ほどです。合格点は年によって変わり、直近5年では50問中33〜37点でした。
| 年度 | 受験者数合格者数 | 合格率 | 合格点 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度2025年 | 245,46245,821 | 18.7% | 33点 |
| 令和6年度2024年 | 241,43644,992 | 18.6% | 37点 |
| 令和5年度2023年 | 233,27640,025 | 17.2% | 36点 |
| 令和4年度2022年 | 226,04838,525 | 17.0% | 36点 |
| 令和3年度2021年10月 | 209,74937,579 | 17.9% | 34点 |
出典:不動産適正取引推進機構「試験実施概況」。合格点は50問中の点数(登録講習修了者は45問中で5点低い基準)。
合格点が37点の年もあるので、本番では7割台後半(38点前後)を取れる状態を目標にしておくと安心です。
始める時期別の進め方
秋〜冬(11〜2月)に始める場合
1日1時間前後で間に合うので、あせらず基礎から進められます。ただし期間が長いぶん、途中で中だるみしやすいのが注意点です。
- 11〜3月:テキストを一周する得点しやすい宅建業法から始め、権利関係(民法など)、法令上の制限、税・その他の順に進めます。
- 4〜7月:分野別に過去問をくり返す間違えた問題はテキストに戻って確認。宅建業法は正答率9割を目指します。
- 8〜10月:模試と弱点の補強2時間通しの模試を週1〜2回。統計などの暗記ものは直前に仕上げます。
春(3〜5月)に始める場合
働きながら受ける人にいちばん多いパターンです。1日1時間半〜2時間弱が目安になります。テキストを読む期間を長くとりすぎず、夏までに一周を終えて過去問に入るのがポイントです。
夏(6〜8月)から始める場合
1日2〜4時間が必要になり、かなりハードです。全範囲を均等にやるのではなく、出題数が多く得点しやすい宅建業法を最優先にし、権利関係は基本論点にしぼるなど、配分にメリハリをつける必要があります。目標を2027年ではなく2028年に置き直すのも、ひとつの判断です。
2027年の試験スケジュール(予定)
2027年の日程はまだ発表されていません。参考までに、令和8年度(2026年)の日程は次のとおりでした。
| 項目 | 令和8年度(2026年)の日程 |
|---|---|
| 申込み(郵送) | 7月15日まで |
| 申込み(インターネット) | 7月31日まで |
| 受験票の発送 | 10月2日 |
| 試験日 | 10月18日(日) |
| 合格発表 | 11月25日 |
試験は毎年10月の第3日曜日なので、2027年は10月17日(日)になる見込みです。申込みは7月中に締め切られるので、勉強の計画と一緒に、申込み時期もカレンダーに入れておきましょう。
2027年の試験日・申込み期間は、不動産適正取引推進機構の発表(例年6月ごろ)で必ず確認してください。
参考・出典
※記事の内容は公開時点の情報です。試験の日程や制度は変わることがあるため、最新情報は実施団体の公式サイトでご確認ください。